北京
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“中華老字号”巡り 雲南白薬
雲南省には、有名な中医薬「雲南白薬」があります。様々な生薬が配合されたもので、うっ血の解消や止血、痛み止め、解毒、腫瘍の解消などに効果があるとされています。臨床では主に打撲、捻挫、切り傷のほか、潰瘍や腫れ、胃痛、生理痛などの治療に用いられています。
雲南白薬は、雲南の医師・曲煥章が1902年に開発したもので、当初は曲煥章百宝丹と呼ばれていました。他にない効果を持つこの薬は、国内外で「中国の宝」「外科の聖なる薬」と呼ばれています。
今日の番組では、雲南白薬の効能や、その開発と改良にまつわる歴史と伝説などをご紹介します。(まとめ:任春生)