北京密雲 古木に「道を譲る」

2022-06-22 14:22:22  CRI

 北京市で最も古い木は密雲区にある一株のコノテガシワです。この古木を保護するため、北京市の園林部門はこれまで、保護と復旧に力を入れてきました。昨年は周辺の道路区域を変更したり、建物を移築させたりして、古木の生長に道を譲りました。

 樹齢3010年、高さおよそ11メートル50センチのこのコノテガシワは一時、枯れかけ、腐り始めている枝が観測されました。

 ここ数年、北京市密雲区園林緑化局は関連部門と共に、古木周辺の道路や建物をすべて撤去し、生育スペースを確保してきました。その甲斐あってか、古木の樹冠には、現在、新しい枝が生えてきたほか、あちらこちらの枝で実も観測されました。(ヒガシ、CK)

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