【CRI時評】4万字の長文が「うその帝国」の素性を再び明かす

2022-06-21 12:31:16  CRI

 ブリンケン米国務長官は先ごろ、アジア協会でバイデン政権の対中国政策について演説し、言葉巧みに中国の脅威を誇大宣伝し、中国の内政に干渉し、中国の国内政策・外交政策を中傷した。しかし、どんなに言葉を飾っても、中国に対する全面的な封じ込めと抑圧という魂胆を隠すことはできない。中国外交部は19日夜、「米国の対中認識における誤謬(ごびゅう)と事実真相」と題した長文を発表し、事実とデータによって米国の対中国政策の欺瞞(ぎまん)性、虚偽性、危険性を世界に示した。

 国際秩序を破壊しているのは誰か。「脅迫外交」に夢中になっているのは誰か。至る所で人権を侵害しているのは誰か。全世界を長期にわたり監視してきたのは誰か。約4万字の長文は、米国の対中国政策における21の誤謬を列記し、詳細で確実な論拠により真相を弁別・分析し、世界秩序を混乱させる根源、「脅迫外交」を発明し集大成した者、世界最大の人権侵害国、世界最大の「ハッカー帝国」などのいずれもが米国以外にはないことを、世界に見極めさせる。

 その中で、米国の政治家がでっち上げた「中国による最も深刻で長期的な国際秩序に対する挑戦」は最も劣悪なうその一つであり、「米国は国際的な法律や協議、原則、組織を守る」との主張は、君子面をして黒い色を白い色と言い、白い色を黒い色と言うようなものだ。さらに、米国による「偽物の多国間主義」の手はアジア太平洋にまで伸び、インド太平洋経済枠組み(IPEF)を発足させて、米国主導による貿易ルールを構築して地域の国に中国とのデカップリング(切り離し)を強いることを企てている。米国の私利に基づくこの枠組みは、世界経済のコロナ後の回復を妨げている。

 口では「国際秩序と安全と発展を守る」と言いながら逆の行動を取る米国が、中国に対していかなる中傷をしても、それは自身の行動の反映だ。米国が掲げる「ルールに則った国際秩序」も実際には強権政治であり、国際的に広く受け入れられている法律やルールを「自国優先」に置き換えたものだ。米国がどれほど粉飾しても、中国の発展を妨害し、全世界の人々に米国式覇権の「ツケ」を支払わせようとする魂胆を覆い隠すことはできない。(CRI論説員)

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