北京
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中国の宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士3人が、水供給システムの設置と水質検査を行う映像が18日に公開されました。
映像では、3人の宇宙飛行士が順を追って、ウォーターディスペンサーを取り付け、水のサンプルに対して微生物試験を行う様子が記録されています。
宇宙飛行士は、毎日2キロの水が必要とされています。しかし、宇宙ステーションでは飲用水が限られており、水をろ過して精製する水再生システム、冷却システム、エアコンシステムなどの設置によって、水や、飛行士らの尿を飲用水にリサイクルできるように配置されています。
そのうえ、宇宙ステーションに貯められた水は滞留しており、病原性微生物の繁殖や、健康への悪影響を避けるため、飛行士は定期的に、水のサンプルに対して、微生物検査を実施する必要があります。(Lin、星)