世界の難民問題の悪化は欧米側が発端=外交部

2022-06-20 21:23:55  CRI

 6月20日は22回目の世界難民の日です。外交部の汪文斌報道官は同日の定例記者会見で、「米国をはじめとする一部の西側諸国は、長期にわたり戦争や混乱を輸出し、他国の内政に干渉し、人道的災難を引き起こしており、難民問題の元凶となっている」と指摘しました。

 また、「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がこのほど発表した年次報告書によると、紛争や迫害により自国を離れた難民、難民申請者、避難民などの総数は初めて1億人を突破した。国連児童基金(UNICEF)の最新調査によると、紛争や暴力、その他の危機により避難した子どもの数は2021年末までに3650万人に達し、第二次世界大戦以降で最多となった」と説明しました。

 さらに、汪報道官は「中国側は、関係国が自らの行為の結果を真剣に反省し、難民発生の根本原因を取り除き、難民問題で果たすべき責任を負うよう促す。中国は国際社会と協力して多国間主義を支持し、世界の難民保護システムを改善し、難民問題の解決の推進のために建設的な役割を果たしていきたい」と強調しました。(非、MN)

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