北京
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やはりこの時期は人の多いショッピングモールなどよりも、公園へ行くほうが安心ですね。というわけで、今回は北京で一番有名な公園とも言える天壇公園にやって来ました!
ここは元々は、天を祭る施設として明の時代に建設されました。当初は天と地を祭る「天地壇」と呼ばれていましたが、後に地を祭る「方沢壇」(以前行った、地壇公園の祭壇です!)を建てて、天と地を分けて祭るようになったそうです。
そんな天壇が一般公開されたのは1970年のことです。それ以前は、誰でも立ち入れるような場所ではありませんでした。現在では、外国人観光客にとっては「中国のシンボル」の一つに数えられる人気の観光スポットとなっています。1998年には世界文化遺産に登録されました。
天壇公園の面積は273ヘクタールと広大!実は、紫禁城の3倍以上もあります。
ここは天壇公園の中軸線を通る石板の道です。南部と北部の建築群を結びつける「丹陛橋」と呼ばれています。
今回の目標は、観光客が少ない今のうちに、天壇公園の中心的な建築「天壇祈年殿」で写真を撮ることでした。
古代中国には、「天は丸く、地は四角い」という宇宙観がありました。そのため、天を祭る建築は円形になるのです。
天壇公園はとても有名なので、観光客の少ない時期というのはこれまでありませんでした。それが今ならこんなふうに、ひとり占めした写真が撮れてしまいます。
そうは言っても、やっぱり賑やかな日々が恋しくもあります。コロナ禍が落ち着いて、日本の皆さんが天壇公園にいらっしゃる日を心待ちにしています。
P.S. 踊りを撮影するきれいな女の子たちを見かけました。TikTokにアップするようです。確かに、踊りの背景としては素晴らしすぎるロケーション!
天壇公園
場所:北京市東城区天壇東里甲1号
入園時間:6:00〜21:00
公園の入場料:15元(約300円) 祈年殿は別料金で20元(約400円)