「中国天眼」、地球外文明が発信したとみられる信号を発見

2022-06-15 12:31:49  CRI

世界最大口径の電波望遠鏡「中国天眼」FAST  

 中国南西部の貴州省にある世界最大口径の電波望遠鏡FAST(通称:「中国天眼」)は、地球外文明の探索を始めて以来、大きな進展を遂げています。北京師範大学天文学部宇宙学科・地球外文明研究チームの中国地球外文明探索チーフ科学者である張同傑教授はこのほど、同チームが「中国天眼」を通して地球外からとされるテクノロジーの痕跡と地球外文明の「候補」となる信号をいくつか発見したことを明らかにしました。以前に発見した狭帯域電磁放射線とは異なるもので、現在、詳細な調査を急いでいるとのことです。  

 日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)はこのほど、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から地球へ持ち帰ったサンプルから、アミノ酸20数種類が見つかったことを発表しました。アミノ酸は生命の源となるタンパク質を構成する基本材料であるため、この発見は地球外生命体に対するさまざまな推測を引き起こしています。 

 現在、世界で最大で最も鋭敏な電波望遠鏡である「中国天眼」は、地球外文明の探索で大きく期待されています。張教授によりますと、チームは2020年に、「中国天眼」の19年の天体観測データを処理した際、2組の地球外文明が発信したとみられる信号を発見しており、さらに今年、系外惑星を目標とした観測データから疑わしい信号を発見したとのことです。 

 張教授によりますと、「中国天眼」は、新たな信号のさらなる弁別・探索のために、これまでに発見した疑わしい信号を繰り返し観測していきます。科学者の60年余りに及ぶ探索を経て、地球外で生命を構成する有機分子とアミノ酸が発見されており、地球外生命体が発見・確認されるのもそう遠いことではありません。張教授は「『中国天眼』がこの地球外文明の存在を発見し確認できることを期待している」と述べました。(閣、柳川)

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