上海港のコンテナ取扱量 1日あたり12万TEU ほぼ通常のレベル

2022-06-15 15:03:06  CRI

 上海市では、新型コロナ対策としての封鎖措置が解除されて、経営と生活の秩序が全面的に回復しています。これに伴い、上海市は国際海上輸送のハブとしての機能も回復しつつあります。上海国際港務集団によりますと、現在、上海港ではコンテナの1日当たりの取扱量が通常のレベルに近づいていて、5月末には1日平均の取扱量が12万TEUに達しました。

 今回の感染拡大が始まってから、上海港では2万人以上の従業員を対象に閉ループ管理を実行し、上海港の24時間の正常な運行を全力で保障しています。今年1~5月、上海港ではコンテナ取扱量が1875万3千TEUで、前の年の同じ時期の1884万5千TEUに近づいています。

 対外貿易の回復には上海市税関が一役買っています。洋山税関検査の関係者によりますと、港の運行をスムーズにし、企業の課題解決を支援し、産業チェーンの安定や地域協力の強化などの4つの面から、制度の最適化を続け、上海の対外貿易の回復に取り組んでいるということです。

 6月に入ってから、上海洋山税関では一日当たりの輸出通関量がすでに1万1000件に増加しており、通関の安定化を確保するため、上海税関は複数の措置を発表し、輸出入企業の支援にさらに力を入れています。(Mou、CK)

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