中国・上海 2021年の海洋総生産が1兆元を突破

　上海市海洋局が8日に発表した「2021年上海市海洋経済統計公報」によりますと、2021年の上海の海洋総生産は前年比6.8%増の1兆366億3000万元（約17兆7552億円）を達成し、同年の全市総生産の24%、同年の全国海洋総生産（GOP）の11.5%を占めました。うち、主要海洋産業の付加価値は2572億8000万元（約4兆4066億円）、海洋科学研究教育管理サービス業の付加価値は4150億9000万元（約7兆1096億円）、海洋関連産業の付加価値は3642億6000万元（約6兆2390億円）でした。

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　上海の主な海洋産業には、沿海観光業、海洋交通運輸業、海洋船舶工業、海洋化工業のほか、海洋石油・ガス業、海洋漁業、海洋電力業、海洋バイオ医薬業などが含まれるということです。

　産業構造を見ますと、沿海観光業の割合が最も高く、市内の主要海洋産業の付加価値の58.3%を占め、次いで海洋交通運輸業が33.8%を占めています。

　上海市海洋第14次五カ年（2021－2025年）計画によりますと、2025年の末までに、上海は世界海洋中心都市のエネルギーレベルを着実に引き上げるという計画目標を実現します。（雲、野谷）