浙江省台州大麦嶼港発、初のRCEP輸出直行航路便が出航

2022-06-07 12:36:42  CRI

RCEP国家輸出直行航路が開設された浙江省台州市の大麦嶼港

 浙江省台州市の大麦嶼港で6日、RCEP輸出直行航路を航行する初めての貨物船「新明州18」が出航しました。

 「新明州18」はスプレー、PVCマット、日常品、包装紙、学習用品など11社の輸出製造企業の商品を入れたコンテナ80個を積み込んでおり、わずか4日後にベトナムのハイフォン港に直接到着します。

 ベトナムなどの東南アジア諸国は台州にとって対外貿易の主な輸出先の一つです。台州には現在、ベトナムを輸出先とする対外貿易企業1053社があります。今年1-4月の輸出貨物は主に機械電機製品、消費財、プラスチック製品、農産品などで、その価額は15億2200万元(約300億円)に達しました。

 これまで台州の対外貿易企業が製品をベトナムに輸出する場合には、中国国内の水路または陸路を利用して寧波港を経由していました。RCEP国家輸出直航航路の開設によって、時間と物流のコストが大いに節約されることになりました。(朱、鈴木)

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