【ラジオ座談会】現実の中国と日本メディアの中の中国(前編)

2022-06-02 15:06:49  CRI

(左)講演者:ドキュメンタリー監督・竹内亮さん(右)司会:木村知義さん(元NHKアナウンサー)

 中日国交正常化50年を記念して、日本メディアの中国報道の在り方を問うオンライン企画が行われました。主催は、これまで毎月「日中民間交流対話講座」を企画してきた神奈川県日中友好協会(経済文化交流部会)、未来日中研究会、華人教授会議、在日華人女性交流会、そして日中青年産学連合会及び竹内監督が率いる南京に拠点がある制作会社「和之夢」などの有志団体です。

 テーマは【現実の中国と日本メディアの中の中国――その歪みはなぜ生じ、何を生むのか!?】
 元NHKアナウンサー・木村知義氏の司会進行で、メインゲストは南京在住のドキュメンタリー監督の竹内亮氏と日本のジャーナリズムの在り方について考える団体「アジア記者クラブ」の森広泰平事務局長をはじめ、中日両国から約300人がオンラインで参加しました。講演会の主な論点を2回に分けてご紹介します。

 前編では、竹内亮監督のトークにフォーカスします。当日は仕事で撮影があったため、ビデオメッセージの形で出席した竹内監督は、この春に公開されて、好評を博した深セン工場潜入ルポを紹介し、自らが実感した日本メディアの中国関連報道の歪みの実例を挙げて原因を分析し、その是正に向けて必要な取り組みについて論じました。

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