No.170 本草纲目&扎堆

2022-06-02 17:07:53  CRI

【ちょっと気になる】

本草纲目(běn cǎo gāng mù)本草綱目(ほんぞうこうもく)

 「本草纲目」、本草綱目とは、中国の「本草学」についての著書で、「本草学」というのは、主に植物を対象とする薬学のことです。

 『本草綱目』の作者は明の時代の李時珍(1518年‐1593年)という人で、この本は2011年にユネスコの世界記録遺産に登録されました。

 日本にもこの本のことは伝わっていますが、耳馴染みが無いという人の方が多いでしょう。でも、この「本草纲目」という名前、中国ではほとんどの若者が知っています。というのも、台湾出身の人気シンガーソングライター、ジェイ・チョウ(周傑倫)が「本草纲目」という曲を歌っているからです。

 この曲は最近、同じく台湾出身で現在は上海在住の歌手・俳優の劉畊宏(ウィール・リュウ)がエクササイズ動画のBGMとして使ったことで話題になり、あちこちで耳にするようになりました。

 コロナ禍を受けて、上海など一部の都市では、ジムに行く機会が減ったり、外出すら控える人も多くなっています。そんな中、上海在住の劉畊宏(ウィール・リュウ)は、今年2月から筋トレ関連の配信を始めました。音楽を聞きながらの減量トレーニングなどを紹介し、もともと100万人だったフォロワー数は、わずか2ヶ月で1000万人を超えました。今や彼の名前は「エクササイズをする」という動詞がわりになって、“你今天刘畊宏了吗?”「今日はウィール・リュウをしたの」なんていう会話もみられるようになりました。彼が紹介するエクササイズは分かりやすく、子供から高齢者まで、大勢が楽しんでいます。

【キーワード】

扎堆(zhā duī)集まる 群れる

≪意味≫

 これは、北京の方言に由来することばです。北京の方言には「扎堆」、あるいは「扎推子」というものがあります。意味は、(一ヶ所に)集まる、固まる、あるいは(人が)寄り集まる、群れるというもの。口語では、アール化して「扎堆儿」とも言い、書面でも「扎堆儿」と書くようになりました。

 北京方言の中でもよく知られることばの一つなので、方言でありながら、ニュースのタイトルなどにも使われることが多いです。

≪使い方≫

就近赏红不必“扎堆儿” 北京推出20处赏红秋景打卡地

(紅葉狩りは近場で。人混みに集う必要なし! 北京が紅葉スポット20カ所を打ち出す)

https://news.cctv.com/2021/10/14/ARTIp4ARJJu0UpcscI9k9c4f211014.shtml

京城5500余对新人5·20扎堆儿“领证”

(北京で5500組を超える新郎新婦が5月20日に婚姻届を提出)

https://news.cctv.com/2021/05/20/ARTIpB3sruzeKpway1YaNNDB210520.shtml

高考后毕业生“扎堆儿”做近视手术 专家:有风险勿跟风

(大学受験後に近視の手術を受ける高校卒業生が多い リスクがあるためこれに追従しないようにと専門家)

https://jiankang.cctv.com/2020/08/01/ARTI4wh52OhlqiuCIDYipiqw200801.shtml

手机厂商为何扎堆儿盯上了折叠屏?

(スマホメーカーはなぜ折り畳み式のディスプレイをこぞって狙うのか)

https://tech.ifeng.com/c/8D74qcQgVQM

考研人疯狂扎堆儿的14座城市,有你向往的吗?

(大学院志望者が群がる14都市 あなたのお気に入りはある?)

https://www.163.com/dy/article/H7GL2CV9053821M2.html

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