【CRI時評】上海の企業活動全面再開、外資流入より確かに

2022-06-02 09:47:08  CRI

 中国・上海市は、新型コロナウイルスの流行が効果的に抑制され、状況が上向いていることを受け、6月1日に生産と生活秩序を全面的に回復させた。
 中国の商工業と金融の中心都市、製造業の要地、全世界でコンテナ取扱量が最大の港湾として、上海の企業活動再開は、全世界のサプライチェーン(供給網)の改善を後押しすることが期待され、中国の消費市場の回復もまた全世界の企業に有利に働くだろう。
 上海の「再開」は、中国の「動的ゼロコロナ」堅持が人民を守り、経済の長期的発展を維持するために必要な動きであることを示している。この防疫方針は、最小のコストで最大の予防・抑制効果の実現に努めるもので、人民の命と健康および正常な生産と生活秩序を最大限保障した。
 企業にとって、新型コロナの流行は短期的な「妨害項目」にすぎず、より重要なのは長期的なレイアウトだ。円滑なサプライチェーンの保障、財政支援の強化など、上海市の一連の積極政策は、外資企業の活動再開を後押しし、中国市場深耕により強い信念をもたらしている。
 これが中国市場の魅力だ。巨大な市場規模、不断に最適化されるビジネス環境、強大なイノベーション力とリスク耐性により、中国市場は、全世界の資本にとって手放せない投資目的地となっている。
 新型コロナの流行による短期的妨害でも、中国経済の長期的に上向くファンダメンタルズは変わらない。いかなる時代においても、市場は異なる試練に満ちており、人々がしなければならないのは試練の中でチャンスを見出すことだ。中国市場は間違いなく、投資家にとって布石を打つに値する市場だ。(CRI論説員)


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