対外貿易と外資を安定化させる政策で関連企業の期待に応える＝商務部

　今年3月以降には外需の成長が鈍化し、新型コロナウイルス感染症の影響も発生したことで、対外貿易を安定化させる必要性が高まりつつあり、外資の安定化も多くの課題に直面しています。商務部は5月31日、「外資企業投資奨励産業リスト」を早急に改正して奨励の対象範囲をさらに広げ、関連企業の期待に応える方針を明らかにしました。

　商務部は対外貿易の安定化政策を実施し、特に中小企業や零細企業向けの優遇政策を打ち出す考えです。また、輸出税の払い戻しや貸付などを活用して企業の負担を削減します。さらに外資企業投資法を厳格に適用することで平等性を確保し、内国民待遇を適切に享受できるようにします。また「外資企業投資奨励産業リスト」の早急な改正を実施して、奨励の対象範囲をさらに拡大します。製造、研究開発などの分野における外資導入への政策面のサポートを強め、外資導入の構造を改善し、質を高めます。同時に、新たな情勢と状況に合わせて対外貿易と外資を安定化させる追加政策を打ち出し、企業の期待に応えていく考えです。（殷、鈴木）