上海のコロナ対策、6月1日には全市の生産と生活秩序が回復段階に

2022-05-31 15:09:23  CRI

上海市の地下鉄10号線

 上海市は6月1日に、正常な生産と生活秩序を全面的に回復する段階に入ります。

 同市の宗明副市長は31日に開かれた上海市感染症予防・抑制の記者会見で、「今回の新型コロナウイルス感染症の流行が発生して以来、上海市は市民の命の安全と体の健康を確保するために、揺らぐことなく『動的ゼロコロナ』の方針を堅持し、感染症の拡大と蔓延を断固として抑制してきた」と述べました。

 上海市ではこのところ、全市内での1日当たりの新規感染者数が、30日の場合には29人だったなどと、2桁台に減少しました。また、陽性者が出ている居住区の総人口が20万人以下に減少するとともに、おおむね過去14日間に渡り陽性者が確認されていない居住区を意味する防範区の総人口は2200万人以上に達しました。感染症は効果的に抑制され、予防・抑制の情勢は好転しつづけています。上海市は感染症の規模再拡大を厳しく防止し、リスクの制御を確保することを前提として、予防・抑制の常態化管理を実施し、全市の正常な生産と生活の秩序を回復していくとのことです。(玉華、鈴木)

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