中国の文明と歴史の研究を深めていく＝習総書記

　中国共産党中央政治局は27日、中華文明起源探究プロジェクトの深化に関する39回目の学習会を開きました。学習会を主宰した習近平総書記は、「中華文明の5000年を超える発展の歴史を深く理解し、中国の文明と歴史に関する研究を深めていかなければならない」と述べました。

　習総書記は、「数世代にわたる学者たちの努力によって、中華文明の起源探究を含む大きな研究プロジェクトが成果をあげ、中国における100万年にわたる人類史、1万年にわたる文化史、5000年を超える文明史が実証された。中華文明起源探究プロジェクトは著しい成果を収めているが、今後も手を止めることなく進めていく必要がある」と指摘しました。

　さらに、「中華文明の物語を伝えることで、信用できる、愛される、尊敬される中国のイメージを世界に紹介していくべきだ。中国がどのような国なのか、中国の文明がどのような文明なのかをはっきりと語り、中国人の宇宙観、世界観、社会観、道徳観を伝えていく必要がある。世界の国々からの、中国と中国人民、中国共産党、中華民族についての理解を促進しなければならない」と強調しました。（鵬、謙）