北京
PM2.523
3/-2
上海市瑞金病院でこのほど、初の中国産精密がん治療施設である陽子線治療モデル装置の180度回転ガントリー治療室が最初の患者を受け入れました。
陽子線治療モデル装置180度回転ガントリー治療室
陽子線治療は世界で最先端の腫瘍治療手段の一つで、いろいろな角度から正確に腫瘍部分に照射し、健康な部分に対する損傷を削減できます。治療室が最初に受け入れたのは、尾椎下部に腫瘍が確認された松江区在住の67歳の患者です。この種類の腫瘍は人体の真ん中に位置し、180度回転ガントリー治療システムを使うことにより、陽子線が腫瘍に到達する最も短いルートを選び、正確に腫瘍を破壊し、健康な臓器を保護することが可能です。
瑞金病院は今後、360度回転ガントリー治療システムの研究開発を続けていくとのことです。(殷、野谷)