北京
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コロナの感染拡大を受け、北京など一部の地域は在宅勤務が推奨されていますが、皆さんが家にいる仕事以外の時間も充実に、有意義に過ごせるように、各大学は、歴史、物理、外国語などさまざまな学科の授業内容を、名教授、名教師に面と向かって受講しているような形で、ネット上で無料公開しています。若者を中心に人気を呼んでいて、「コロナ後に相当の知識人になりそう」「名門大学の授業をただで受けられるなんて夢みたい」などのコメントが寄せられています。
さて、今週の番組のメニューです。
▼中国独自開発のエアロスタットが標高9000mに到達
▼宇宙探査の3つの新しい動き
【北京スケッチ】住宅地のバラ(5月22日 撮影:平文智)
<お便りありがとう!>
★東京都の三輪徳尋さん
今日の話題で取り上げられた、身体活動と十分な飲料水の増加の重要性について強調し、飲水と全体の食事での具体的な摂取量を明示している点と、「砂糖入りの飲み物」を飲まないか少なく飲むということを2つの項で取り上げ注意するポイントとしている点は、日本では特に注意を促す重要なポイントとは捉えていないように思いました。
確かに、甘い物の取り過ぎによって、食事のバランスを崩してしまったり、偏食となってしまったり、規則正しい食事が出来なくなってしまうなど、生活への影響も少なくないと言われていますので、ほどほどは大切なことなのかもしれません。幸い私は甘党ではないので、過度な糖分摂取の心配は無いのですが、過度のアルコール摂取は問題にされそうです。
中国の小中学校での「義務教育カリキュラム案」で、クッキングや家電修理などの技能を習得させることとなったとのこと、クッキングでは技能だけではなく、食品の安全性なども含め「食」や「食事」についての正しい考え方、食生活のあり方、家族を支えるお料理の大切さなどが学ばれることは、「中国居民膳食指南」を広く中国の人々の暮らしに浸透させることに大きな役割を果たすと思います。
★宮崎県のD.Dさん
17日の放送、北京のマンションでカエルの鳴き声~は、環境の良さが伺えました。小燕さんの、1956年訪日の京劇訪問団の詳しいエピソードは一気に”立て板に水”でしたね。映画「花の生涯」もチェックしてみます。斉鵬さんの旬の話題、小中学校の新カリキュラム。日本では教科「家庭科」に当たり、広く労働を加えた感じですね。大学受験には直接関係ないと軽く見られがちですが、実生活ではむしろ家庭科や労働系の知識が大事だったりします。
そして中国の新バージョンの食生活指針も興味深いもので、中身もごもっともと感じるものが多かったです。健康という観点から日本のそれと共通項も多いですね。
最近、日本でも注目されているのが、ビタミンCやD、発酵食品などが特に感染症を予防し免疫力を高める事でしょうか。ビタミンCなどサプリメント等も売られていますが、基本はそれらを多く含む野菜や果物など、普段の自然の食物から採るのが良い様でお薦めです。
★香川県高松市の氏部照彦さん
学校で「農業」「調理器具の使い方」「整理収納」なんて勉強するんですね。 正直素晴らしいと思います。最近の日本ではあんまり労働やお手伝いさせないようになっているかな?逆にヤングケアラーとか言ってお家のお手伝いが多い人は問題になったりしています。それはそれで問題ですが、若い時の労働やお手伝いのスキルが必ず社会に出て役に立つような世の中になる事を願ってます。
★神奈川県横浜市の佐々木幹さん
今回は、梅蘭芳芸術人生展のリポートありがとうございました。臨場感溢れるリポートで、博物館の雰囲気がとても伝わりました。
特に、日本関係の展示として、1926年夏の中日合同公演の際の、中山公園での日中関係者の記念写真や、朝倉文夫作の梅蘭芳像に言及された時は、展示の風景が目に浮かびました。
梅蘭芳像は、梅蘭芳が初訪日した1919年5月5日に、朝倉文夫のアトリエを訪問し、この像の型が制作されました。梅蘭芳に贈られた像以外に、もう一体朝倉邸に保管されておりましたが、2009年に、東京の日中友好会館で開催された「京劇の花 梅蘭芳」では、北京と東京にある2体の梅蘭芳像が並べて展示されました。戦争や混乱の時代を乗り越えて展示された梅蘭芳像には感慨深いものがありました。
今回の企画では、なかなか北京に行けない状況下で、梅蘭芳のことをいろいろと伝えて下さり本当に感謝いたします。
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