北京
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中国東部の杭州にある良渚博物館は5月18日、5000年以上前の中国古代文明の遺物を探検するユニークなインタラクティブ体験を提供するバーチャル展覧会を開催しました。
自宅などでスマートフォンから博物館を訪れた人は、良渚文明にある数十点の石や陶磁器、玉器の詳細をじっくり読むことができます。
この博物館と良渚城の考古学遺跡は浙江省東部の省都に位置し、2019年に国連教育・科学・文化機関(UNESCO、ユネスコ)世界遺産委員会によって文化遺跡として「世界遺産リスト」に登録されました。
今回のバーチャル展覧会の開催について、良渚博物館の黄麗副館長は、「我々は全く新しい映像技術を駆使し、360度映像バーチャルツアーを構築した。デジタル化とクリエイティブの結びつきにより、博物館と一般の人々との距離を縮め、今後とも5千年の文明が末永く生気を保つように努めていく」と説明しました。(劉非、CK)