【CRI時評】コロナ禍でも中国経済の安定運行傾向は変わらない

2022-05-17 10:28:48  CRI

 中国国家統計局は16日午前の記者会見で、4月の主要な経済データについて発表した。中国の4月の主要な経済指標は、複雑で厳しい国際情勢と国内の新型コロナ流行の影響を受けて落ち込んだ。統計局の報道官は、これについて、「コロナ禍の衝撃による短期的な変化だが、中国経済の安定運行傾向が変わることはなく、中国経済の強靭(きょうじん)性が十分で、潜在力が大きく、余地が広いという特徴も変わることはない」と指摘した。
 それと同時に、上海市は新型コロナウイルス感染症対策に関する記者会見で、市内16区のうち15区が市中感染者ゼロを達成し、6月から正常な生産と生活を回復すると発表した。実際、上海市は13日の会見で、市内にある一定規模以上(年間売上高2000万元、日本円で約3億8000万円以上)の工業企業9000社余のうち約半数を占める4400社余が操業を再開したと明らかにした。また、国内のその他一部地域でも新型コロナ流行は落ち着きつつあり、これらは皆、中国の「動的ゼロコロナ」堅持が科学的で有効であり、経済の回復を保障することを証明している。
 中国政府が16日発表したデータから、中国の巨大市場規模の優位性は引き続き顕著で、経済の安定運行傾向がまだ続いていることに容易に気付くだろう。例を挙げると、4月の全国の社会消費財小売総額は2兆9000億元(約55兆1000億円)、輸出入総額は3兆2000億元(約60兆8000億円)に達した。同時に、中国経済が質の高い発展へ向かう傾向にも変化はない。4月の一定規模以上のハイテク製造業の付加価値額は前年同月比4%増で、伸び率は工業全体を上回った。1~4月のハイテク産業投資額は前年同期比22%増で、伸び率は投資全体を上回った。
 14億余の人口と4億余の中間所得層を擁する巨大市場。完備された工業体系を擁し供給能力が超強力な製造業。加えて、持続的な開放の拡大、自由貿易区建設の推進、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の実施。中国経済は安定成長のための有利な条件を全方位的に蓄積中で、長期的に上向くファンダメンタルズは変わらない。
 天気が一時的に不安定になっても全体として暖かくなる状況を変えられないのと同様に、コロナ禍でも中国経済の安定運行傾向は変わらず、開放を拡大して世界と互恵・ウィンウィンする中国の決意はぐらつかない。中国経済はまさに、いわゆる「衰退論」や「デカップリング(切り離し)論」が破綻する過程にあり、困難や障害を乗り越えて進み、安定的かつ長期的に成長していくことを、長年の事実が人々に告げている。(CRI論説員)

ラジオ番組