中国経済の安定傾向が変わることはない=中国国家統計局

2022-05-16 21:17:40  CRI

 中国国家統計局は16日、4月の国民経済の運行状況を発表しました。国家統計局報道官、国民経済総合統計司の付凌暉司長は、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けても、中国経済が安定的に運行する傾向が変わることはない」と述べました。

 今年4月、一部の地域では新型コロナウイルス感染症の深刻な影響を受けたものの、全国的にみると、主要な生産需要指標の総量は依然として大きなものとなっています。4月の社会消費財小売総額は2.9兆元(約55.2兆円)、輸出入総額は3.2兆元(約61兆円)に達し、鋼材生産量は1.1億トン、原炭生産量は3.6億トンとなりました。累計をみると、1-4月の一定規模以上(主な業務による年売上高が2,000万元以上)の工業付加価値額は前年同期比4%増、固定資産投資は6.8%増、輸出入総額は7.9%増と、全国の主要指標は堅調に推移しています。

 付司長はまた、「中国経済は安定して改善に向かっており、長期によい方へ向かうというファンダメンタルズには変化がなく、高品質の発展を支える条件も不変だ。感染症の予防・抑制と経済社会の発展を支える効果的かつ統一的な各種政策・措置により、中国経済は新型コロナウイルス感染症の影響を克服し、徐々に回復し、安定した健全な発展を維持している」と述べました。(オウギ、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集