北京
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中国中部の湖北省の食品加工メーカーは、現代的な食品技術を取り入れた新商品の開発に取り組んでいます。
恩施トゥチャ族ミャオ族自治州龍馬村の農家は代々、緑茶を生産してきました。近年、中国でも抹茶は飲料やケーキに用いられる流行の原料となっています。龍馬村も抹茶生産を開始することで市場開拓に取り組んでいます。
また、レンコンの栽培で2300年以上の歴史をもつ荊州市は、レンコンを原料とする高級食品や飲料の開発を進めています。現代的な加工技術を用いることでレンコンのすべての部分を活用して、飲料やお菓子、調理済みの冷凍・冷蔵食品を生産できるようになりました。
随州市は高品質のシイタケ栽培で知られていますが、近年は干しシイタケの価格低下が続いていました。しかし、新技術によって開発されたシイタケペーストが人気を博し、現在は一日の生産量が100トンを超え、世界に出荷されています。(任春生、謙)