ゴールデンウィークは最も美しい西郊線で宫崎駿監督の世界に浸ってみよう

2022-05-02 11:25:41  CRI

 5月1日、メーデー(労働節)のゴールデンウィークがやって来ました。今年は7連休だから、遊び好きな私はずっとワクワクしていました。

 ただ、残念なのはゴールデンウィーク直前に北京市では、また新型コロナの感染者が出てしまいました。いま、中国では「感染者が出た都市の人は、旅行に出ないように」と言われています。だから、地方への旅は幻となってしまいました。

 でも!Aちゃんはがっかりしていません!

 北京市の中でも、素晴らしいところがあります。 

 それは去年一回乗った最も美しい地下鉄の線路「西郊線」です。地下鉄と言っても、西郊線はほぼ全部地上を走ります。車両はノンステップ型で、日本のJRに近い形態です。 

 西郊線の全長はわずか9kmあまり。駅は「巴溝-頤和園西門-茶棚-万安-植物園-香山」で、全部で6つしかありません。そして、すべての駅は北京の有名な観光地につながっています。私は東の終点―巴溝駅から車両に乗り、約35分後、西の終点―香山駅に到着しました。そして、走行速度はゆっくりで、携帯電話の地図アプリで確認してみたら、20km/h程度。自転車とほぼ同じぐらいでしょうか。さすがに観光路線といった感じです。このスピードだと、通勤はさすがに無理がありますね。

 「西郊線」は2017年12月30日の開通後、ますます人気になり、路線を進むだけで四季を通じて楽しめるスポットになっています。 

 車両の窓は普通よりとても大きくて、車内のどこに座っても、線路両側の景色が楽しめます。   

 また、頤和園西門駅と茶棚駅は日本の宫崎駿監督の映画の中の景色と雰囲気が似ているので、日本文化が好きな人達の中では、すごく人気になっています。

 写真を見てください、どうでしょう? 

 私は宫崎駿監督の映画が大好きで、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」などなど、すべては青春の記憶です。今はまだ春です。夏になると、この西郊線は「となりのトトロ」の風景のように変身すると聞きました。その時はもう一回来るかもしれませんよ(笑)

 そして、日本の鎌倉にも行きたいです。コロナ禍が早く終わって、正真正銘の宫崎駿監督の世界を体験したいです!

 地下鉄:西郊線

 乗り換え駅:地下鉄10号線の巴溝駅

 運営時間:05:30-22:30

ラジオ番組
KANKAN特集