日本は歴史の罪を償い、国際的義務を果たすべき=外交部

2022-04-29 20:27:40  CRI

 外交部の趙立堅報道官は29日に開かれた定例記者会見で、「化学兵器禁止条約」発効25周年にちなんで「中国における旧日本軍の化学兵器の早期廃棄は、中国および国際社会に対する日本の政治および法についての約束にかかわる、日本の歴史および現実における責任だ」と強調した上で、廃棄プロセスを全力で加速させ、歴史の罪を償い、国際的義務を果たすよう強く求めました。 

 趙報道官は、「中国で化学兵器を遺棄したことは日本軍国主義が中国侵略戦争中に犯した重大な犯罪の一つであり、長期にわたり中国の関係地域の住民の生命、財産と生態環境の安全に対する深刻な脅威となり、危害を及ぼしてきた。統計によると、日本は中国側の協力の下で、これまでに旧日本軍が残した化学兵器9万発以上安全に掘り出して回収し、6万発以上を廃棄した。しかし、抗日戦争の勝利からすでに77年、『化学兵器禁止条約』の発効から25年が経過したが、中国における旧日本軍化学兵器の廃棄はまだ完了しておらず、日本側の約束履行状況は中日両国民と国際社会を満足させられるものではない」と述べました。(ZHL、鈴木)

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