北京
PM2.577
23/19
国連安全保障理事会は現地時間19日、ウクライナの人道問題をめぐる審議を行いました。
中国の張軍国連大使は、「ウクライナ衝突により、人道主義とそれに関連する厳しい局面が現れた。われわれは関心を持ち、4つの意見を提案する。まず、衝突で民間人が傷つくことを全力で減らすべきだ。それから、難民問題に適切に対応しなければならない。全ての難民は国籍、人種、宗教を問わず平等な対応を受けるべきだ。次は、外交交渉の推進に力を入れることだ。最後は、制裁によるマイナス面を重視し、それを取り除く必要がある。全面的で最低ラインのない制裁はすでに厳しい影響を及ぼした。多くの発展途上国は真っ先にその災難に遭っている」と述べました。
また、張大使は、「中国は平和と正義、国連憲章の主旨と原則を主張している。われわれはウクライナ危機の最終的な解決のため、引き続き尽力していく」と強調しました。(殷、野谷)