米国立動物園でパンダ来米50周年記念イベント開催

2022-04-17 15:06:59  CRI

 現地時間16日、米国立動物園は園内のジャイアントパンダ館において、ジャイアントパンダ来米50周年記念イベントを行いました。中国の秦剛駐米大使はイベントに出席し、ジャイアントパンダ館でメイシャン(美香)、ティエンティエン(添添)、シャオチージー(小奇跡)の親子パンダを見舞い、メディア関係者に向けて演説を行いました。

 秦大使は演説の中で、「ここ50年、中国と米国はジャイアントパンダの保護研究協力において絶えず喜ばしい成果を上げてきた。50年前はわずか数百頭だったパンダの数は、現在では1800頭以上にまで増えており、地球上における生物多様性のモデルとなっている。このことは、中国と米国が連携すれば、世界のために大きな仕事をやり遂げることができることを証明している。ジャイアントパンダを保護することと同様に、両国民と世界の人々の継続的な利益のため、さまざまな分野における中国・米国間の協力を維持し、より豊かな成果を収めるための十分な知恵と勇気があると確認している」と述べました。

 これを受け、米国立動物園のスミス園長は、「長年、中国と米国はジャイアントパンダの保護分野において良好なコミュニケーションを保ち、協力して絶滅危惧種の保護を行ってきた。ジャイアントパンダは両国の緊密な協力関係を証明する最高の証拠であり、また両国民の友好の使者でもある」と示しました。

 この祝賀イベントには約2万人もの地元からの観光客が参加しました。早くからジャイアントパンダ館の外でパンダたちが食事をする様子を楽しみに待っていたということです。(殷・井上)

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