座礁したイルカを救出 海洋基地で一時保護=中国海南 

2022-04-13 14:25:52  CRI

 中国南部・海南省昌江の棋子湾で先日、一頭のイルカが座礁しているのが見つかりました。

 これを受けて、現地の消防局は消防車2台と消防隊員11人を派遣し、漁民たちと一緒に、座礁したイルカを沖へ送ろうとしましたが、波に流されて浅瀬に戻ってきてしまいました。

 イルカは浅瀬に長時間いると、けがなどの潜在的なリスクが高まります。危険を避けるため、このイルカは地元の海洋生物研究基地に移送され、検査にかけられました。

 検査の結果、このイルカは体長およそ2.5メートルで、体重は190キロ。体に3カ所のけががあり、体温は35.6度と低くなっていました。治療を受けたイルカは休養を経て、再び海に送られる予定です。(Lin、謙)

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