2022年4月13日放送のお便り紹介

2022-04-13 10:19:34  CRI

①   埼玉県上尾市          牧野 新

北京冬季オリンピックパラリンピックも無事閉幕し、北京周辺も落ち着いた雰囲気になってきているのでしょうか。皆さんも取材等でお忙しかったことでしょう。お疲れ様でした。

さて、先週のハイウェイ北京では当方の便りを紹介頂き、有難うございました。その折に、解説があった香港における新型コロナウイルスの感染拡大ですが、今では 10 人に 1 人が感染している状況とのこと。その影響でか深圳、東莞の両市がロックダウンとなっており、ハイテク産業集積地でのロックダウンは、国内外に波及しかねないといわれ、心配されるところです。日本では、第 6 波の新規感染者数が下げ止まらない状況にもかかわらず、来週から全国で規制措置を解除するとのことで、その後どうなるか大変気がかりです。まだまだ新型コロナには油断ができない状況です。日本語部スタッフの皆様にはくれぐれも体調管理にご留意頂き、お過ごし下さい。

 

②   愛媛県松山市        田邉 恒剛

44年振りに受信報告をさせて頂きました。当時は13歳でBCLに夢中だった中学生でした。現在の様にインターネットなど無い時代、遠く大陸からの電波に耳を傾けてワクワクしたものでした。当時の北京放送様から贈られたベリカードやペナント、美しい切り絵に心を躍らせました。最近ふとBCLが懐かしくなり、安くて高性能の中国製のラジオが数多く出回っている中、わざわざ半世紀近く前のラジオをメンテナンスして、リスニングを開始しました。受信状況はRC造の室内で外部アンテナ無しという劣悪な状況のせいか内容を聞き取るのが精一杯といったところです。ただし時折中波の1044KHzに切換えて比較してみましたが、こちらはSINPO(シンポ)54454で近くの国内放送以上の素晴らしい状態でした。

番組内容は44年前と随分変わった気がします。『局アナに学ぶ~』は意味がわからないのに、その響きの美しさに魅了されました。『ハイウェイ北京』では貴国の民族の多さに驚き、改めて中国の広大さを感じました。44年振りの受信報告という事でお役に立たない報告となり申し訳ございません。また勉強し直していきたいと思っていますので、日本語放送ご担当の皆様方もお体を大切にされて頑張って下さい。

 

③   東京都大田区        三輪 徳尋

ここ数年、日本で深夜帯に放送されているアニメ番組は、「人民網」で指摘されている通り、「同質化が激しく、題材が徐々に狭く小さくなっている」ということを強く感じています。特に、深夜帯であって、アニメーションでありながら子供向けを意識していない為に、暴力的シーンや性的なシーンなどが目に付きます。

「日本アニメ」は、中小零細企業に働くアニメーターが、低賃金でも作品への情熱で、今までは良質の作品を作り続けていたように思います。日本では、配信会社や放映権者の目先の利益が優先され、作品も同質化、質低下が目立ち、実際に制作に携わるアニメーターも冷遇されています。

日本がアニメを国の重要な文化であると位置づけるならば、根本的なアニメーターの待遇改善や世界基準で認められる基本的な子供向けアニメを積極的に作る環境を業界として整えてゆかなければならないと思います。近い将来、広い世界で活躍する日本生まれのアニメーターが素晴らしい作品を見せてくれることに大きな期待をしています。

 

以上のお便りを4月13日(水)ラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。

ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday

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