北京
PM2.577
23/19
中国国家医療保障局の発表によりますと、全国各地でPCR検査料金が2021年に3回にわたって値下げされた上で、今年さらに値下げが行われ、政府の指導により、4月8日までに公立医療機関のPCR検査料金は1人1回28元(約550円)に、複数検体による混合検査の場合は1人1回8元(約150円)に検査料金の上限が設けられました。
上海市浦東に登場した移動式PCR検査実験室
これに基づき、30の省(自治区・直轄市)が値下げを発表し、吉林省、山東省、黒竜江省など27の省(自治区・直轄市)は1人1回の検査料金が28元で、新疆ウイグル自治区、海南省、北京市はそれぞれ25.1元(約490円)、25元(約488円)、24.9元(約486円)で、全国の政府指導価格を下回っています。
一方、複数検体による混合検査の場合、検査料金の上限を山東省、河北省、安徽省、内蒙古自治区、広東省は1人1回6元(約117円)、北京市は5.9元(約115円)、新疆ウイグル自治区は3.5元(約68円)とすると発表しました。
PCR検査料金の値下げによって、検査頻度の高いサービス業や零細企業の負担がいっそう軽減されるとみられています。(Lin・井上)