絶滅危惧種のカラチョウザメ、ご存じですか?

2022-04-08 12:07:26  CRI

 今年、再び三峡ダムにやって来ました!

 今回はダムの安全性をチェックする以外に、絶滅危惧種のカラチョウザメと近距離で接触することも目標の1つです。

 ここ数年、長江水域の環境保護や植物·動物保護に関心を持っていて、宜昌市で2個目の希有魚類保育センターが完成したという話を聞き、慌てて北京から出発しました。(途中、PCR 検査が何度も必要となりました…)

 新しく建設されたカラチョウザメの繁殖保護所は三峡ダムのすぐそばです。総面積は27万平方メートルで、延べ床面積は5万平方メートルです。

 カラチョウザメは、長江などに生息しています。まだ恐竜がいた時代、1億4000万年前のジュラ紀からいたと言われていますが、今では絶滅危惧種となり、中国の国家一級重点保護野生動物として保護されています。

 そんな珍しいカラチョウザメは、この保護所の中でなんと数万匹も生きています。一番年長のカラチョウザメは13歳、身長は3メートル以上もあるそうです。

 私は今日、ここで1日保育員を体験しました。

 カラチョウザメたちに餌をやったり、4月9日長江に放流するカラチョウザメにチップを入れたりなど、いろんな仕事をやりました。

 私たちが立っている池の中のカラチョウザメを見てください。ここのカラチョウザメは大体2013年生まれでの9歳で、身長は1〜1.5メートルほどに成長しています。

 こちらは研究員の肖さんで、私の師匠です。カラチョウザメの性格はすごくおとなしくて、触っても捕まえてもぜんぜん怒りませんが、力が強すぎて、ちょっと動くだけで、すぐに逃げられます。(作業中、後ろからカラチョウザメにぶつかって、超痛かったです)だから、肖さんの助けのおかげで、無事にチップ装着作業を終えることができました。

 他にもいろんな魚類の知識を勉強しました。詳しくは後ほどアップする動画で報告します。お楽しみに!

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