米国は生物軍事活動について明確な説明をすべき=外交部

2022-04-07 19:27:25  CRI

 外交部の趙立堅報道官は7日の定例記者会見で、米国に対し、生物軍事活動について全面的かつ具体的な説明を行い、多国間査察メカニズム確立への反対をやめ、米国の生物兵器禁止条約(BWC)遵守に対する国際社会の信頼を回復するよう改めて求めました。 

 報道によると、ジュネーブで開かれたBWC検討会議の準備委員会で、ロシアが米国によるウクライナでの生物軍事活動がBWCに違反していると主張しているのに対し、米国は、ロシアが虚偽の情報を流していると非難し続けています。 

 これについて趙報道官は、「ロシア側は、米国の生物軍事活動が条約に違反していると主張し、明確的かつ具体的な懸念を示した。残念なことに、米国側は依然として直接的な対応をせず、ロシア側が虚偽の情報を流していると繰り返し非難している。このようなやり方は、条約の規定にそぐわない。ロシア側は条約に基づき、米国側の遵守状況を問う権利があり、米国は明確に説明する義務がある。最終的には国際社会が評価・判断すべきものだ」と述べました。

 趙報道官は、「『生物兵器禁止条約』は国際的な取り組みであり、その遵守は国際的な平和と安全にかかわる問題であり、米国が自らのダブルスタンダードで恣意的に定義づけすることはできない。米国は条約加盟国の一つだ。米国は条約遵守において模範となるべきであり、例外となってはならない」と強調しました。(ZHL、MN)

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