中国ラオス鉄道、運営開始4カ月間 利用者数累計225.4万人

2022-04-06 12:08:15  CRI

 中国国家鉄道集団有限公司(国鉄集団)はこのほど、中国ラオス鉄道の運営開始から4カ月間の輸送状況を発表しました。これによりますと、4月3日までの4カ月間、利用者数は累計225万4000人、輸送貨物は131万トンに達し、いずれも好調だということです。この鉄道は両国国民の日常生活に役立つ他、国内と国際の双循環のスムーズ化、両国の経済回廊の建設でも、積極的な役割を果たしています。

 同鉄道の運営開始以来、利用客の乗車体験はより快適になりました。列車「復興号」、「瀾滄号」の運行は安全、グリーン、便利、快適で、都市間の往来にかかる時間も短縮されました。現在、この鉄道は沿線住民に愛され、最優先の交通手段となっています。この4カ月間、利用者数は堅調な伸びを見せています。

 また、貨物の輸送量と品目も増加し続けています。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の間に便利かつ効率的な物流通路が整備されたことで、輸送時間が大きく短縮され、物流コストが大幅に削減されました。現在、国際物流の黄金路線とされているこの鉄道を使ってタイやミャンマー、ラオス、マレーシア、カンボジア、シンガポールなど10以上の国と地域に貨物が運ばれており、沿線諸国の経済と貿易上の往来を力強く促しています。中国ラオス鉄道を走る貨物列車のうち、国境を越えた列車は427便、その貨物輸送量は31万トンを超え、品目も開通初期のゴム、化学肥料、日用品から電子、光ファイバー、通信、自動車、アパレル、野菜、花など、100種類以上に拡大しています。(朱、野谷)

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