【CRI時評】中国・EU関係の「安定」で、世界の不確実性を回避する

2022-04-03 16:19:28  CRI

 

 「中国とEUは世界平和を維持する二大勢力となり、中国・欧州関係の安定によって、国際情勢の不確実性に対処せねばならない」――。これは、中国の習近平国家主席が北京市内で1日夜、欧州理事会のミシェル議長および欧州委員会のライエン委員長とのビデオ会議に臨んだ際の発言だ。

 平和は発展のための大前提だ。ウクライナ危機に直面して、中国とEUは平和を希求する点で共通している。習近平主席は1日夜のビデオ会議で、ウクライナ危機を解決するための四つの意見を提示した。習主席が強調したのは和平を呼びかけ協議を勧めることを堅持し、より大きな人道主義上の危機の出現を防止し、欧州およびユーラシアにおける恒久平和を構築し、局所的な衝突の拡大を防止することだ。 

 中国と欧州は世界の二大市場であり、双方の開放と協力は世界経済の回復に、より大きな安定要素をもたらす。中国側はビデオ会談で、改革の深化と開放の拡大を断固として進めていくと説明し、EU企業の対中投資を歓迎すると表明した。中国は同時にEU側に対して、対EU投資を行い事業を興す中国企業にとっての公平で透明、差別のない環境を希望した。 

 EU首脳は習住席の提唱に肯定的に応じ、今後も中国とさまざまな分野で協力を深め、世界平和や経済成長、共に繁栄することを促進するために努力すると表明した。中国とEUの双方はウクライナ問題について、平和的な対話と外交手段による問題解決の方針を堅持するという、重要な共通認識を達成した。双方は同時に、新冷戦の防止に共に努力すべきであり、世界の分裂と陣営による対抗を防止すべきとの考えを示した。

 ほぼ2年ぶりだった中国とEUの首脳のビデオ会議では、誠意をもって率直な交流が実現した。双方は相互理解を増進しただけでなく多くの共通認識を得て、共に平和を維持し、発展を促進する重要なシグナルを世界に向けて発信した。新型コロナウイルス感染症の流行と地域紛争が絡まり合う現状において、このようなシグナルは極めて重要であり、世界の「不確実性」を強力かつ有効に回避するための助けになる。(CRI論説員)

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