宇宙ステーション デブリ収集装置を定期検査

2022-03-31 17:17:25  CRI

    中国有人宇宙プロジェクト弁公室(CMSA)は30日、中国の宇宙ステーションで「神舟13号」の宇宙飛行士がデブリ収集装置の定期検査・メンテナンスを行う動画を発表しました。

    デブリとはいわゆるゴミのことで、宇宙ステーションに設置されたデブリ収集装置は、宇宙飛行士が宇宙ステーションで働き、生活している間に出たほこりなどを集め、処理するために使用され、船内の衛生と安全を維持するための重要な装置です。

    天和コアモジュールのカメラが撮影した動画には、宇宙飛行士がキャビネットから収集装置を取り出し、検査とメンテナンスを行い、また元の場所に戻す様子が映っています。

    神舟13号の乗組員は宇宙ステーションに記録的な6カ月間滞在を実現し、4月に地球に戻る予定で、いまは帰還の準備をしています。

    中国の宇宙ステーションで滞在期間が最長の今回のミッションでは翟志剛、王亜平、葉光復の3名の宇宙飛行士が船外活動を2回、科学普及講座の生中継を1回、北京-香港-マカオの天宮対話会を1回主催し、20以上の科学実験を実行しました。

ラジオ番組
KANKAN特集