全米民主主義基金会長の台湾訪問は分裂扇動行為=外交部

2022-03-29 21:02:30  CRI

 外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、全米民主主義基金(NED)会長の台湾訪問について、「いわゆる『民主』の看板を掲げた分裂扇動行為だ」と非難しました。

 関連報道によると、台湾側は、NEDのウィルソン会長が27日から30日にかけて台湾を訪問するとしています。また、今年の10月に台北でいわゆる「世界民主運動」の世界大会を開催することを発表するということです。

 これについて汪報道官は、「NEDは長期にわたって『東トルキスタン』『香港独立』『チベット独立』勢力と結託すると同時に、さまざまな反中デモや抗議活動に資金を援助し操ってきた。また、中国に関する数多くのデマを流し、拡散している主要な発信者のひとつである」と指摘しました。

 NEDのトップが中国台湾地区入りする目的について、「いわゆる『民主』の看板を掲げて、分裂を扇動する」行為だと批判した上で、「『民主』を旗印に『台湾独立』勢力を支援し、『台湾を利用して中国をコントロールする』戦略的たくらみへの支援はこれまで成功したことはなく、現在はもとより、将来も成功する可能性がないことをアメリカ側に厳重に伝えておく」と強い姿勢を示しました。(朱、坂下)

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