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世界初の月の裏側探査へ 嫦娥4号が年内に打ち上げ

2018-04-20 16:44:07     cri    

 中国では4月24日は宇宙の日です。制定から3回目を迎えた今年の宇宙の日には「宇宙の新時代を共同で構築する」というテーマが設けられました。

 国家航天局の李国平報道官は19日北京で、「今年の宇宙の日の主なイベントは、黒竜江省ハルビン市で行われ、中国宇宙大会やビジネス宇宙国際フォーラムなど、20のシリーズイベントが実施される」と紹介しました。会見ではまた、『嫦娥4号』月面探査機および中継衛星の打ち上げが年内に行われることが明らかになりました。

 前回の宇宙の日にあたる2017年4月24日時点で、中国はそれまでにロケットの打ち上げを25回実施してきました。衛星35基を宇宙に送り、宇宙科学と宇宙技術および応用の分野で重要な成果をあげています。

 李報道官は「2018年内に、『嫦娥4号』月面探査機と中継衛星の打ち上げを行う。人類初の月の裏側への着陸を行い、探査を行う予定だ」と明らかにしました。関係筋によりますと、嫦娥4号には、オランダやドイツなど科学機器が搭載されます。

 李報道官はまた、「現在、軌道上で運行している衛星の数は約200基ある。わが国では空間情報を、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoTなどハイテク技術と融合させることに力を入れている。衛星の応用および戦略的新興産業は年間成長率が20%を超え、経済と社会の発展を推し進める重要な手段になっており、バランスのとれた地域発展と農村部振興戦略の実施も促している」と示しました。(朱、謙)

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