中国の習近平国家主席は23日、訪問中のシアトルで、ボーイング社とマイクロソフト社を視察しました。
両国共にインターネットが普及している国として、セキュリティ問題に直面しています。このため、両国の共同利益や協力が重要視されていて、相互尊重と相互信頼に基づいた建設的な対話によって、研究成果を両国国民や世界の人々に提供することが求められています。
マイクロソフト社は、訪れた習主席に3Dプリンターで製作した「柳林海号」の船模型を贈りました。両国は1979年4月に国交を樹立、数十年にわたり中断された通航を回復しました。この船模型はシアトルと中国との交流の歴史を象徴しており、これからの未来に向かった協力への期待が示されているということです。習主席は「大変有意義なプレゼントだ」と現場でお礼を述べました。
また、習主席は同日、ボーイング社の工場を視察しました。毎年、生産される航空機の25%が中国に輸出されているということです。習主席は歓迎式で、「中国とボーイング社との協力は時代を超え、ウィンウィンを実現させた。中国の発展はアメリカの企業に、より多くのチャンスをもたらし、更なるハイレベル互恵協力の展開に新しい空間を提供した」と述べました。(殷、YM)
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