習主席は「中国経済の成長率がやや緩やかになり、下押しの圧力に直面し、株式市場も少しブレが生じている。要因として、世界経済の影響もあるし、自ら主導している調整の要素もある。また、長年積み重ねた構造的な矛盾の影響もある。しかし、長期的視点で見れば、中国経済のファンダメンタルズは良好であり、安定した成長を保つ見通しだ」と述べました。

　また、習主席は「上半期の経済成長率は7％を実現し、世界主要経済の中でも上位にある。中国経済の安定した発展は、成長率に現れているだけでなく、構造の最適化と発展モデルの転換にも現れている。現在、消費は成長率の中で60％に達している。また、新しい成長ポイントも形成しており、ハイテク産業の成長率は工業の全体と比べ高い。情報や文化、健康などへの消費需要も旺盛で、発展モデルは輸出や投資主導から内需主導型へと転換している」と指摘しました。（玉華、山下）