北京
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23/19
一時間目
ハイウェイ北京木曜日1時間目は劉叡アナと日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人という組み合わせで「新鮮な情報」をお届けしていきます。
【ラウンジトーク〜三人行〜】
空港のラウンジに集う劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人がそれぞれ興味のある情報を持ち寄り、三者三様で中国について語り尽くすコーナー。毎週1つの話題についてじっくりとああでもないこうでもないとラウンジでの会話を繰り広げます。今回は「第15回北京―東京フォーラム閉幕 『北京コンセンサス』を発表」というニュースをご紹介します。
10月26日から27日にかけて第15回北京―東京フォーラムが行われました。このフォーラムは、2005年から始まった民間の対話プラットフォームです。今年は27日の閉幕式の後に共同記者会見が行われ、「北京コンセンサス」が発表されました。フォーラムを取材した劉叡アナが、現場の様子や両国の関係者の見解などを紹介します。
国籍、出身、年齢の異なる三者三様のクロストークをどうぞお楽しみください!
【関連リンク】
・第15回北京―東京フォーラム閉幕 「北京コンセンサス」を発表(CRI/2019.10.27)
・第15回北京―東京フォーラム、北京で開催(CRI/2019.10.26)
・中日共同世論調査、「両国民意は継続的に改善傾向へ」(CRI/2019.10.24)
・【観察眼】中日相互の印象改善 最大の近道は「現地を知ること」(CRI/2019.10.25)
【Dr.劉のお悩み相談室】(若者の声)
2019年は「中日青少年交流推進年」!若者の声にフォーカスした内容を毎週お届けします。今週は、「Dr.劉のお悩み相談室」。ドクター劉とアシスタントの梅田謙、星和明が、今を生きる中日の若者から悩みを聞き、アドバイスするコーナーです。
今回は、北京第二外国語学院の頼栄鴻さんの「進路として希望している通訳業の未来が心配」というお悩みをお届けします。
近年、中国の大学では外国語の勉強のさらに先を行く「通訳・翻訳」の授業が盛んに行われ、その専門コースも多くの大学に設けられています。北京第二外国語学院は、最も早く日本語の通訳専門コースを開設した大学の1つで、その分野では全国的に有名な大学です。今回の相談者は通訳を学ぶ学生として、自分が就こうとする仕事の将来性に関する不安を打ち明けます。人工知能(AI)などの技術が発展した未来に、果たして人による通訳の余地はあるのか。自身の価値と向き合う頼さんに2人はどうアドバイスするのでしょうか。
頼さんの故郷・江西省の特産品の話題にもご注目ください。(出演:劉叡、梅田謙)
▲相談者の頼栄鴻さん(北京第二外国語学院)
二時間目
中国あれこれ&「ケサル王伝」
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は、中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーではチベット族の文学「ケサル王伝」などについてご紹介します。
「中国あれこれ」では、日本で中国語ブームが起きている話や、話題を呼んでいるイギリス人が中国グルメを紹介する番組の話、さらに、新しく発足した南京スーパー計算力センターの話などについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」で取り上げるのはチベット族の叙事詩「ケサル王伝」とチベット絵画の「タンカ」などです。
「ケサル王伝」は約1000年前のものと推定され、勇猛な王ケサルと彼が治めたと言われている伝説の国家リン王国について語られるもので、チベットおよび中央アジアにおける主要な叙事詩です。
チベット文字が作られる前から既にあり、吟遊詩人によって歌い継がれてきました。世界に数少ない叙事詩のひとつとしても価値が高いものとされます。こうした吟遊詩人は現在でも100人以上が活躍しており、主にチベット族、モンゴル族だということです。
チベット族独特の絵画タンカはこれまで主に仏教に関する人物や曼荼羅などを題材にし、色鮮やかなシルクで飾り付けしたあと、室内に飾ります。現在では宗教だけでなく、チベットの歴史、政治、文化、社会生活の広い範囲に及んでいます。色が鮮やかであることが特徴で、タンカの顔料はすべて、金、銀、真珠、サンゴ、辰砂などの珍しい鉱物やサフラン、藍などのチベットの植物で作られたもので、絵画そのものの神聖さをアピールすることができるとされています。絵を描く過程にはしきたりがあります。絵を描く前に儀式が行われ、その後、構図、着色などを経て金や銀の顔料で描き、最後に人物の顔の部分を描いて絵を仕上げますが、出来たものは開眼供養をしてから初めて完成となります。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou)