中国外務省の孔泉スポークスマンは7日北京での記者会見で、「中国はIAEA・国際原子力機関の特別理事会が決議を採択し、この機構枠内でのイラン核問題のいち早い解決に役立つよう期待している」と述べました。
IAEAの特別理事会は先週緊急会議を開き、イランの核問題の国連安保理の付託を採択し、中国は会議で賛成票を投じましたが、孔泉スポークスマンは記者会見の席上、「イラン核問題に付いては中国は国際的な核拡散防止メカニズムの厳粛性と厳粛性を維持するよう明確に主張し、外交的ルートを通じての核問題解決を期待している。中国側は『核拡散防止条約』締結国には核を平和利用する権利があり、またこの条約を遵守する義務があると見ている。イラン核問題は複雑な局面を迎えているが、交渉の余地はまだある。関係各側と国際社会が忍耐心を保ち、交渉に適した雰囲気と条件を作りだすよう望んでいる」と述べました。
|