外務省の孔泉スポークスマンは26日北京で、「中国政府と民衆は経済発展の成果に冷静な態度をとっている」との考えを示しました。
このほど発表された統計データによりますと、2005年中国のGDP国内総生産は2億2千万ドルで、前の年より9.9%増えたということですが、孔泉スポークスマンはこれに関連する問題に答えた際「GDPは総量を示すに過ぎず、人口が多いので、中国人の一人あたりの年平均収入は僅か1700ドルで、世界ランキングのベスト100にも入らない。また、中国経済には多くの問題が存在している」との考えを示しました。
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