パレスチナ自治政府のアッバス議長は、4日ガザでパレスチナイスラム原理主義組織ハマスの指導者からなる代表団と評議会選挙後のはじめての会談を行いました。双方は組閣及びパレスチナとイスラエル情勢などの鍵となる問題について意見を交換しました。
ハマスの指導者ザハル氏は会談後記者会見し、「アッバス議長とハマスは、今月の16日ガザとラマラで、初の評議会を開催することで合意した。これは、ハマスが第1党となった新しい評議会が正式に運営することを意味してる。パレスチナ評議会が発足すると、ハマスは直ちにパレスチナの各派と幅広い接触と協議を行い、政治的空白を生まないため、組閣について討議する」と述べました。
ガザにいるハマスの指導者であるハニヤ氏は、4日「ハマスは、すでにパレスチナ解放機構のファタハに、共に新しいパレスチナ自治政府を発足させるよう提案した」と述べました。
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