パレスチナのハマス(イスラム抵抗運動)の最高幹部マシャル氏は昨日(1月31日)、シリアの首都ダマスカスで中東問題に関して、国連、EU・欧州連合、アメリカとロシアがパレスチナ援助を提供するためにハマスに提示した条件を拒否しました。
これはシリアに住むマシャル氏がヨルダンイスラム教兄弟団と会見した際述べたものです。マシャル氏はまた、「中東問題にかかわる国や国際機関はパレスチナ人の願いを変えられない。国連、EU、アメリカとロシアはハマスに対する政策を改めて考えるべきだ。現実を直視し、立場を変えるよう」呼びかけました。
国連、EU、アメリカとロシアは先月(1月)30日ロンドンで行われた中東問題をめぐる会議で、「ハマスが暴力を放棄し、イスラエルを認めるなら国際援助を受けられる」としています。
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