イランのモッタキ外相は13日テヘランで、「イラン核問題は国連に付託されれば、イランは、IAEA・国際原子力機構との協力を中止する」との態度を表明しました。
IRNA・イラン国営通信社の当日付けの報道によりますと、モッタキ外相は、イラン核問題が国連に付託された場合、IAEAがイランの核施設に対して事前通知なしの査察を受け入れることを含めて、核を巡る問題を解決するにはとって来たあらゆる協力措置をやめる方針を示したということです。
12日、ドイツ、イギリス、フランス3カ国は、EU・欧州連合とイランとのイラン核問題をめぐる対話はすでに難局に陥り、国連安保理がこの問題の解決に参加することは必要だとしています。
それと同時に、アメリカのライス国務長官は、「イランが核研究を再開することは国際社会への挑発だ。現在、イラン核問題を安保理に付託し、制裁を検討すべきだ」と述べました。
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