イスラエルのオルメルト首相代行は12日、アメリカのブッシュ大統領と電話会談を行った際、「パレスチナ自治政府のアッバス議長はテロリズムを取締り、『テロ組織』を解散する面で何かやるべきだ」と述べました。
同時に、「『テロ組織』がパレスチナ政権機構に入れば、イスラエル政府はアッバス議長と対話しない」と指摘しました。
ブッシュ大統領は、「パレスチナイスラム原理主義組織『ハマス』はイスラエルに対する政策を変え、イスラエルの存在を認めなければならない。また、パレスチナ安全機関を改革することは非常に重要である。このため、アメリカ政府はすでに、特使をパレスチナに派遣した」と述べました。
ブッシュ大統領はまた、「これまでにシャロン首相と達した了解を堅持し、中東地区の平和を推し進めていく」と改めて強調しました。
|