イスラエルのエルサレムにあるハダッサ病院の専門家は8日、シャロン首相の病状に対し再診断を行いました。
それによりますと、当日午前に専門家は、シャロン首相の病状を再診断した上で、脳を安静をはかり、麻酔で人工的に昏睡状態にある首相の意識を回復させて後遺症の程度などの詳細を検査するかどうかを協議したほか、向こう24時間の具体的な治療法をも討議しました。
ハダッサ病院筋は7日、「シャロン首相の容体は若干快方に向かっているが、依然として重篤状態にある。首相が生き延びる可能性は大きいが、思考能力は大きな影響を受けている」と述べました。
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