イスラエルのエルサレムにあるハダッサ病院は7日、「シャロン首相の容体は若干快方に向かっているものの、依然として重篤状態にある」と発表しました。
ハダッサ病院の関係者はその際、「7日に、医者はシャロン首相に対しコンピューター断層撮影法(CT)による検査を行った結果、あたらな脳内出血や血圧上昇は確認されていない。シャロン首相の容体は若干快方に向かっているが、依然として重篤状態にある。首相が生き延びる可能性は大きいが、思考能力は大きな影響を受けている」と述べました。
報道によりますと、シャロン首相の高級顧問ギッシン氏は7日、記者のインタビューに答えた際、「新党『ガディマ』は引き続き総選挙でシャロン首相の政策を推進する」と述べました。
ギッシン氏はその際「シャロン首相が主張している国家の安全を維持し、民主『ガディマ』は引き続き、シャロン首相の内外政策を推進し、これが民衆から支持を得ることができると信じている」としています。
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