イスラエルのハダッサ病院のスポークスマンは5日早朝、「シャロン首相は脳卒中で手術を受けたあと、またも手術室に送られており、この手術は数時間かかるだろう」と述べました。
シャロン首相は4日夜、脳卒中を起こして緊急入院し、6時間あまりの緊急手術を受けましたが、手術後はずっと昏睡状態にあったため、またも検査を行い、再度手術を受けることになったものです。
報道によると、シャロン首相の病状はかなり深刻な状態にあり、人口呼吸器をつけ、下半身が麻痺しているということです。
以上のことを受けて、首相権限はオルメルト首相代行に委譲され、5日午前には緊急閣僚が開かれ、シャロン首相の病状と関係事情について討議されたということです。
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