IAEA・国際原子力機関の高官は5日「核問題交渉のため、ウィーンを訪れたイラン代表団は、当日の交渉開始前に突然イランに帰国した」と明らかにしました。
この高官は「イラン代表団は、テヘランからIAEA本部での交渉に参加する予定であったが、交渉が始まる前にいかなる説明もなく突然イランに戻った」と述べました。
専門家は「IAEAのエル・バラダイ事務局長はイランの原子力燃料研究の再開に断固として反対していることから、イランは今回の交渉を欠席し、「反イランの偏見」に抗議したものだ」と述べました。
イラン政府は3日、IAEAに書簡を送り、イランは今月9日から原子力燃料の研究を再開することを表明しました。それによって、IAEAはイランとの話し合いを要求していました。
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