ノルウェーのノーベル賞委員会は10日オスロで、2005年度ノーベル平和賞の授賞式を行い、原子力の平和利用における貢献を表彰するため、IAEA・国際原子力機関と事務局長ムハンマド・エルバラダイ氏に今年度のノーベル平和賞を授与しました。
エルバラダイ事務局長は授賞式で挨拶し、「IAEAと私本人が世界の安全に絶えず努力したため受賞したもので、これはIAEAの権威性と信憑性を高めた」と語る一方で、「人類は核兵器の拡散防止に努めて、はじめて自己壊滅を防ぎ、安全を確保できる」と警告しました。(12/11)